ブラジル人学校:職員に「教員養成プログラム」 本国政府

投稿日時 2008-3-19 23:18:03 | トピック: おすすめ情報

ブラジル政府は09年1月、日本国内のブラジル人学校職員を対象にした「教員養成プログラム」を創設することを決めた。費用は全額同政府が負担し、4年間で同国の教員資格を与える。日本の小中学校教育についていけない子供たちが通うブラジル人学校の教育力を向上させ、不就学の子供たちの減少につなげるのが狙いだ。

 文部科学省などの調査によると、学齢期の子供が通う日本のブラジル人学校は06年12月現在で84校あり、在籍児童・生徒は8810人(回答73校)、教員は760人(同67校)。算数やポルトガル語、体育などを指導しているが、教員免許を持っていないケースも多く、十分な指導力があるか疑問視する声もあった。

 在日本ブラジル大使館によると、教員養成プログラムはブラジルのマトグロッソ連邦大と日本の東海大(松前達郎学長)の協力を得て実施する。受講予定は300人。ブラジル人学校が全国に点在しているため、自宅や学校のパソコンでインターネット、電子メールやテレビ電話を使ってマ大の授業を受ける。

 また年に2回、マ大の教員が来日し、東海大の関連施設などを利用し、計60時間の通学授業をする。マ大が入学選抜試験を行い、学位を授与する。東海大は「日本語教育」「日本社会」などの教材を開発する。

 在日外国人は義務教育の対象ではないことから公的サポートが進んでおらず、不就学の少年らによる非行などが社会問題化している。ブラジル大使館のエライネ・ハンフレイス2等書記官は「日本社会に溶け込める子供たちを育成してもらいたい」と期待している。【宮川裕章】

毎日新聞 2008年3月10日 15時00分

from:
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080310k0000e040080000c.html



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